2022.04.01 Fri
アメニティバイオマス化と再生ペットボトル導入を実施
ロイヤルパークホテルズは、2022年4月1日施行のプラスチック資源循環法(※1)に従った「脱プラ」への取り組みとして、全17ホテル客室アメニティのバイオマス製品への切替を実施いたします。また同時に、100%リサイクルの再生ペットボトルを使用したミネラルウォーターを導入することで、グループホテル全体のプラスチックの使用量削減やリサイクルを促進していきます。
<客室アメニティのバイオマス製品への切替について>
2022年4 月1日施行の「プラスチック資源循環法」に従い、客室アメニティ(※2)をバイオマス製品シントワールド「エコアメニティシリーズ」に順次切替えております。 本シリーズは、籾殻を配合した原料や再生プラスチックを使用しており、包材も紙製のため環境に配慮した製品で、ヘアブラシ・シャワーキャップ・歯ブラシはバイオマスマーク40 (※3)を取得しております。
本製品の切替により、当ホテルグループのアメニティのプラスチック使用量は、約25.19トン(※ 4)から約12.51トンへ、約12.68トンの削減(約57%の削減率)になります。
<再生ペットボトルのミネラルウォーター導入について>
ロイヤルパークホテルズでは、SDGs(持続可能な開発目標)の取り組み推進を目的に2018 年より「生分解性ストロー」の導入などをしてまいりました。
更なる取り組みとして、ごみの削減やリサイクル促進を目指し、100%リサイクルの再生ペットボトルを使用したミネラルウォーターを導入(※5)いたします。
再生ペットボトルは、一般回収されたペットボトルを再生可能なものにリサイクルしたプラスチックを利用しており、ペットボトルの再利用循環を促進する環境にも配慮されたものです。 本製品導入により、ペットボトルのプラスチック使用量は約26.1トン(※6) から約3.7トンへ、約22.4トンの削減(約85.7%の削減率)になります。
よって、グループホテル全体のプラスチック年間削減量は合計35.08トン(アメニティバイオマス化:12.68トン+再生ペットボトル導入:22.4トン)となります。
ロイヤルパークホテルズでは、今後もサステナブルな社会の実現のために、三菱地所グループが掲げる重要テーマの一つである「Environment ~ 気候変動や環境課題に積極的に取り組む持続可能なまちづくり」に貢献してまいります。
(※1) プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律
(※2) 歯ブラシ・ヘアブラシ・カミソリ・シャワーキャップ・ボディタオル・コットン
(※3) 生物資源(バイオマス)の割合が「10%以上(乾燥重量)」で、品質および安全性が、一定の基準を満たしている商品に表示できるマーク。
(※4、6) 2019年度グループホテル全体プラスチック製品使用量
(※5)ミネラルウォーターを置かない取り組みを実施しているホテルもございます。
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※今後の開業予定ホテルにおいても環境へ配慮した取り組みを行ってまいります。